カルチャー度数高めストックホルム旅●後ペン🐧
こんにちは。
さっこ(@asaqom)です。
▲前ペンに引き続き、後ペンです🐧
1. 本屋さんについて
街には小さな本屋さんから大きな本屋さんまで、たくさんあります。なんだか落ち着くしちょっと京都っぽいなぁ。
その国を知りたければ、本屋に行くべし!というのはだれかの受け売りで、わたしの信条です。
まずはホステルのあるセーデルマルム(Södermalm)地区の駅チカの本屋さんから。
この周辺はNYのおしゃれショッピングエリア・SOHO地区にならって、ストックホルムの若者が集うおしゃれ街はSOFOと呼ばれています。
south of Folkungagatan(Folkungagatan通りの南側)の略だそうです。
Söderbokhandelnは天井いっぱいまである高い本棚にぎっしり本がつまっているのが印象的な本屋さんです。
店員さん、寡黙ですがとっても親切なイケメンメガネ坊主でした…。
上にある本は脚立を使って自由に取ります。
アート系の本も充実していたのですが、 レシピ本コーナーを見ると、つくおきやら節約レシピなんぞは見当たらず、カフェメニューのようなとってもオシャレな本ばかりだったのにため息が出ました。
次に、英語の本がメインのThe English Bookshop
(写真撮り忘れた…)
こぢんまりしてる感じがかわいくて、セメント丸出しの壁にはなんと釘で開いた本がうちつけられていました。オシャレ。
Penguin Booksのグッズもトートバッグ、サイフ、マグなどたくさんで、ついうっとりしてしまってました。
また、本屋とは違いますが市立図書館(Stockholms Stadsbibliotek)も観光スポットとして有名で、こちらもアートやデザイン系、音楽についての本が充実しており、平日もたくさんの利用客がいました。ファッション街にほど近く、セントラル駅からも数駅なため立地も良いです。
なんといっても360°ぐるりとかこまれる本棚が壮観!
2. 生活環境について
英語はストックホルム市内であればほぼ通じますが、食品の表示、標識、本など、完全に英語だけで生活するにはやはり不自由が出てくるかと思います。
Fika(コーヒーでひとやすみする、の意)の文化があるスウェーデンではカフェやカフェ&バーがいたるところにあり、そのほとんどが入れば高確率でWi-Fi完備です。
ノマドワーカーも安心!
前編でも紹介しましたが、ESPRESSO HOUSEは、日本のコンビニぐらいの比率で配置されています。北欧でメジャーなコーヒーハウスのようです。
ちなみにお隣のフィンランドにはスタバがありません。
若者が多く、友人と一緒に勉強したり、高校生ぐらいのティーンのおしゃべり場所として使われている様子が伺えました。
テラス席のほうがもしかすると静かなのか、パソカタ(PCカタカタ)してる人はおひとりさま席だけでなくテラス席にもちらほら。
住まいについて、賃貸の場合、家賃は都心部に(セントラルステーションを中心に)向かうにつれ高くなり、ストックホルム南側の地区・södermalm(セーデルマルム)地区の高架近くの13畳ほどのマンションで10万近くになるとの話を聞きました。
日本食スーパーなどは見当たらなく、今回とくにチェックもしていなかったのですが、寿司レストランは人気が高いようです。海沿いで漁獲量が高いのも要因でしょうか。
スウェーデン寿司。上にかかってるのはチリソースだし、カリフォルニアロールって感じ。
治安はヨーロッパのなかでも安全です。
夜の女性だけでの街歩きは複数名であっても、日本人というだけで珍しがられ、目星をつけられかねないので避けたほうが賢明です。
怪しい目線でじっと見てくる人には視線を合わせないようにしましょう。
10%以上が移民とはいえ、アジア人が街ではまだまだ少ない国です。
年金の支払いについて、ストックホルム移住について調べられていたことがあるという
Europe Fashion HunternのAyanoさんにおしえていただきました!
残念ながらスウェーデンと日本は社会保障協定が結ばれておらず、現在のところ日本で支払った年金と合算して支払いしてゆく、というようなことができないとのことです。
住民票を海外転出しない限り、日本とスウェーデン両方支払う必要があります。
将来的には協定が結ばれ、変わる可能性もありますが…。
さて、なんだか難しくて暗い話になってきましたが…最後にほのぼのとするお話。
街には平日の日中でも主夫パパがベビーカーを押してお買い物していたり遊んでいるシーンをよく見かけました。福祉の国ですね〜。
ストックホルムの方たちは日本人とすこし似ていて、ザ・外国人のイメージのように誰にでもフレンドリーで積極的に話しかける方は少ないように感じました。
ですが、微笑んでくれたり、訪ねたりするとちゃんと優しく接してくれる方ばかり。
居住地の候補地としてはじゅうぶんだなと思ったのでした。
それでは Hej hej!
asaco/sacco